見どころ情報
2021年06月23日
四季のエリアの様子
園内西側のお庭「四季のエリア」でご覧いただける植物をご紹介します。
芝生の中にバランスよく配置された花壇には、サルビアやビンカ、ヘリオトロープなど夏の花が植栽されており、奥に曲線を描くように植えられたアナベルの白とで彩りもよく爽やかなお庭に仕上がっています。
↑「アナベル」
↑「ヘリオトロープ」
エリアにはちょっとしたベンチもありますので、腰をかけて景色を眺めたり鳥の声を聞いたりと以外と時間を忘れてゆっくりできます。草花の他、樹木をよく観察してみると、ウメやベニバスモモ、ハンカチの木に実がついています。
↑梅の実
↑ベニバスモモの実
春にピンク色のサクラに似たかわいい花を楽しませてくれたベニバスモモ。木の下に立つと桃に似た甘い香りがします。
↑ハンカチの木
5月に見事な白い花を披露してくれたハンカチの木も実をたくさんつけています。実の重みで枝が垂れ、ちょうど目線の高さで実を観察することができます。これから色がだんだん茶色くなり、秋から冬にかけて実を落とします。
ヤマボウシも花の時期を終え、実が目立つようになってきました。
↑ヤマボウシ
雨にうたれて白い苞が茶色くなってきましたが、甘い実をつける準備が始まっています。
ナツツバキも白い花を高い気の枝につけています。
↑ナツツバキ(シャラノキ)
樹木の木陰では、ギボウシが花をつけています。そんなギボウシの脇につくしのような小さい竹のような植物が。
たぶん育ててないけど自力で生えてきた「トクサ」。触ってみると表面がザラザラしています。その特徴を活かして、昔から乾燥させて紙やすりとして使われたりしてる植物なんですよ。ちなみにひっぱるとつくしみたいにスポット節目でとれます。
梅雨時期で天候が安定しませんが、おでかけの際は四季のエリアご堪能ください♪