Kasumi

写真:霞
品種名
霞 / Kasumi
系統
遅咲き大輪系(ジャックマニー系)
咲き方
上向き・一重
花びらの形
車形・4~6枚弁
花期
5月中旬~10月上旬
花の色
薄紫・淡青
農薬散布の有無
香り
大きさ
6cm〜16cm
剪定時期
1月上旬・6月上旬・8月上旬
作出年
2019年
作出者
関口雄二
作出国
日本

育種家 関口さんのコメント

グレーイッシュパープルにホワイトスポットが入る品種。
蕾も特徴的な形で折りたたまれた和紙のよう。四季咲き性は非常に強く
夏以降の花はダスクブルータイプの花色に変化する。
樹勢が非常に強く、枝が固いので無理な誘引は折れの原因になるので
気を付けたい。なお折れても直ぐ脇芽が伸びて蕾を付ける模様。
花弁数は基本4弁だが、1番花は5~6弁になりやすい。

立ち枯れ病耐性:☆☆☆(普通)
うどん粉病耐性:☆☆☆(普通)

育種家 関口さんのプロフィール

写真: 育種家 関口さん

関口雄二(はなせきぐち)さん

有限会社はなせきぐち専務取締役 育種家 関口 雄二
クレマチスで著名な園芸研究家金子明人氏との出会いをきっかけにクレマチスの蒐集を始め、新旧問わず300品種以上を栽培・研究。
クレマチスの育種は学生時代から始めており、2025年時点で20種類の新品種を創出している。
低・無農薬で育つ丈夫な品種を作り出すことを目標としており、従来より長期間咲く新品種は愛好家からの評価が非常に高い。
クレマチスの他にシクラメンやオステオスペルマムの育種も行う。
父親で有限会社はなせきぐち代表の関口政行は世界で累計1億鉢の販売実績を誇り、オステオスペルマムの名をガーデニング界に広めたPW(プルーブンウィナーズ)ジャパンのオステオスペルマム’シンフォニー’シリーズの育種者。

ぐんまフラワーパークのクレマチスについて

クレマチスは古くから「つる植物の女王」と呼ばれ、バラと共にガーデンを彩る花として愛されています。近年では、四季咲き性が強く丈夫で、1年の間に2~3回咲いてくれる花が好まれるようになり、その希望を満たす品種も段々と増えてきました。ですが、やはりガーデニングの王様であるバラと比べてしまうと専門家が少なく、また専門家が監修する植物園はとても希少です。ぐんまフラワーパークでは、そんな希少な専門家とガーデナーが話し合い、新しい品種はもとより、突出した魅力で長年愛される品種も含めて、丈夫で良く咲くクレマチスを選び抜いて植栽しています。春は勿論ですが、それ以外の季節でもクレマチスを楽しんでいただき、よりクレマチスの良さを知っていただけたらと思います。

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