マリアコルネリア Maria Cornelia

- 品種名
- マリアコルネリア / Maria Cornelia
- 系統
- ビチセラ系
- 咲き方
- 横向き・一重
- 花びらの形
- 車形・4~6枚弁
- 花期
- 5月中旬~10月上旬
- 花の色
- 白
- 農薬散布の有無
- 香り
- 大きさ
- 4cm〜6cm
- 剪定時期
- 1月上旬・6月上旬・8月上旬
- 作出年
- 2003年
- 作出者
- Willem Straver
- 作出国
- ドイツ
育種家 関口さんのプロフィール

関口雄二(はなせきぐち)さん
有限会社はなせきぐち専務取締役 育種家 関口 雄二
クレマチスで著名な園芸研究家金子明人氏との出会いをきっかけにクレマチスの蒐集を始め、新旧問わず300品種以上を栽培・研究。
クレマチスの育種は学生時代から始めており、2025年時点で20種類の新品種を創出している。
低・無農薬で育つ丈夫な品種を作り出すことを目標としており、従来より長期間咲く新品種は愛好家からの評価が非常に高い。
クレマチスの他にシクラメンやオステオスペルマムの育種も行う。
父親で有限会社はなせきぐち代表の関口政行は世界で累計1億鉢の販売実績を誇り、オステオスペルマムの名をガーデニング界に広めたPW(プルーブンウィナーズ)ジャパンのオステオスペルマム’シンフォニー’シリーズの育種者。
ぐんまフラワーパークのクレマチスについて
クレマチスは古くから「つる植物の女王」と呼ばれ、バラと共にガーデンを彩る花として愛されています。近年では、四季咲き性が強く丈夫で、1年の間に2~3回咲いてくれる花が好まれるようになり、その希望を満たす品種も段々と増えてきました。ですが、やはりガーデニングの王様であるバラと比べてしまうと専門家が少なく、また専門家が監修する植物園はとても希少です。ぐんまフラワーパークでは、そんな希少な専門家とガーデナーが話し合い、新しい品種はもとより、突出した魅力で長年愛される品種も含めて、丈夫で良く咲くクレマチスを選び抜いて植栽しています。春は勿論ですが、それ以外の季節でもクレマチスを楽しんでいただき、よりクレマチスの良さを知っていただけたらと思います。
育種家 関口さんのコメント
まるで和紙のような柔らかい印象のある白花の小輪多花性品種。
草丈3mを超える品種が多いビチセラ系の中では2m程度とコンパクトに
まとまる上に特に花付きが良く、病気にも強いので非常に育てやすい。
テッセン(フロリダ系)の血を若干引いているためか、冬季は古枝が残ったり、
落葉しにくい性質もあるので、しっかり強剪定管理をしたほうが翌年良く咲く。
立ち枯れ病耐性:☆☆☆☆☆(非常に強い)
うどん粉病耐性:☆☆☆☆☆(非常に強い)