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ぐんまフラワーパークプラスのネイチャーポジティブ part.01 環境・植栽管理編

「Gunma Flower Park +」のネイチャーポジティブの植栽管理の取り組みについて紹介します。

Gunma Flower Park +は、赤城山南麓の緩やかな地形に広がる、四季折々の花と緑を楽しむことができる公園です。東には荒砥川、西は田園に挟まれ、園内の花壇や芝生、雑木林、水辺といった多様な環境が連続的につながっています。

コンセプトは「花とあそぶ」です。花を“眺める対象”としてだけでなく、花に触れて五感を通して関わり、自然の変化を感じ取れる場です。

朝や夕方の少し静かな時間帯に園内を歩くと、日中とは違い、人の気配が減ることで、植物や生きものの存在がより身近に感じられます。

もぐらの通った形跡や

落ち葉に擬態したかえる

園内を歩くと、植物の生育状況だけでなく、鳥や昆虫、小動物の痕跡にも自然と目が向きます。花壇の縁で見つける小さな足跡や、樹木の幹にある巣穴、早朝に聞こえる鳥の声などから、この場所が単なる「花の公園」ではなく、多くの生きものが利用する里山的な環境であることを実感します。

木々の巣穴を覗き込むと鳥のたまごも

Gunma Flower Park +では、ネイチャーポジティブの考え方を取り入れ、人の利用と自然環境の回復を両立させる取り組みが進められています。園内の一部では刈り取りの頻度や時期を調整し、在来植物が生育しやすい環境を残す管理も行われています。また、昆虫や鳥類が利用しやすい植栽や、バイオネストの作成、落ち葉や倒木をすべて排除しない管理により、生きもののすみかとなる空間が確保されています。こうした取り組みは、自然を「管理する対象」から「共に関わる存在」へと捉え直す試みでもあります。

早春にはプレイフォレストでフクジュソウが見られます

プレイフォレストでは小川をつくり生き物の住処をつくる取り組みも

一方で、外来生物の侵入や園芸品種の取り扱い等の課題もあり、自然に寄り添いながら、人に開かれた場所として維持していく難しさも日々実感しています。

 Gunma Flower Park +は、誰もが気軽に訪れ、花に触れ、自然と関わることができるフィールドです。

「花とあそぶ」という体験を通じて、生物多様性や自然との距離感について考えるきっかけを与えてくれます。花の美しさの裏にある日々の管理や、そこに息づく多様な生きものの存在に思いを巡らせながら、これからもこの場所と向き合っていきたいと思っています。

初めての方もお楽しみいただける季節ごとのネイチャーポジティブを学べる体験イベントやツアーを開催しています。

ぜひ自然のこと、生き物のことに少し詳しくなり「ネイチャーポジティブの輪」を広げていきましょう。

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