花図鑑

アフロディーテエレガフミナ Aphrodite Elegafumia

写真:アフロディーテエレガフミナ
品種名
アフロディーテエレガフミナ / Aphrodite Elegafumia
系統
インテグリフォリア系(ディバーシフォリア系)
咲き方
上向き・一重
花びらの形
平開・4~6枚弁
花期
5月上旬~10月上旬
花の色
濃青紫
農薬散布の有無
香り
大きさ
6cm〜8cm
剪定時期
1月上旬・5月下旬・7月上旬・8月中旬
作出年
1993年
作出者
宇田川正健
作出国
日本

育種家 関口さんのコメント

つるが絡みにくく、背丈が1mくらいになるディバーシフォリアタイプの品種。
花弁だけでなく、しべまで深い紫色で、遠くからでも目を引く魅力がある。 
2番花・3番花は枝が太くないと中々咲いてくれないので
花後は間引き剪定で枝数を減らして管理すると良く咲いてくれる。
加湿に弱い性質なので、水はけの良い土で栽培管理してやると良い。

立ち枯れ病耐性:☆☆☆(普通)
うどん粉病耐性:☆☆☆☆☆(非常に強い)

育種家 関口さんのプロフィール

写真: 育種家 関口さん

関口雄二(はなせきぐち)さん

有限会社はなせきぐち専務取締役 育種家 関口 雄二
クレマチスで著名な園芸研究家金子明人氏との出会いをきっかけにクレマチスの蒐集を始め、新旧問わず300品種以上を栽培・研究。
クレマチスの育種は学生時代から始めており、2025年時点で20種類の新品種を創出している。
低・無農薬で育つ丈夫な品種を作り出すことを目標としており、従来より長期間咲く新品種は愛好家からの評価が非常に高い。
クレマチスの他にシクラメンやオステオスペルマムの育種も行う。
父親で有限会社はなせきぐち代表の関口政行は世界で累計1億鉢の販売実績を誇り、オステオスペルマムの名をガーデニング界に広めたPW(プルーブンウィナーズ)ジャパンのオステオスペルマム’シンフォニー’シリーズの育種者。

ぐんまフラワーパークのクレマチスについて

クレマチスは古くから「つる植物の女王」と呼ばれ、バラと共にガーデンを彩る花として愛されています。近年では、四季咲き性が強く丈夫で、1年の間に2~3回咲いてくれる花が好まれるようになり、その希望を満たす品種も段々と増えてきました。ですが、やはりガーデニングの王様であるバラと比べてしまうと専門家が少なく、また専門家が監修する植物園はとても希少です。ぐんまフラワーパークでは、そんな希少な専門家とガーデナーが話し合い、新しい品種はもとより、突出した魅力で長年愛される品種も含めて、丈夫で良く咲くクレマチスを選び抜いて植栽しています。春は勿論ですが、それ以外の季節でもクレマチスを楽しんでいただき、よりクレマチスの良さを知っていただけたらと思います。

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