お知らせ&コラム

「竹皮編み」が創り出す上質な空間と伝統の体験をぐんまフラワーパークプラスで。

ミナモレストランの入り口に広がる、柔らかな曲線を描く巨大なトンネル。そして、テーブルとグリーンを照らすランプシェード。 これらは、群馬の豊かな自然から生まれた伝統工芸「竹皮編み(たけかわあみ)」による芸術作品です。

お食事とともに楽しんでいただきたい、この伝統の手仕事にまつわる物語をご紹介いたします。

 

群馬、高崎の地で生まれた伝統工芸

「竹皮編み」の歴史は、昭和初期にまで遡ります。 昭和9年、高崎市に滞在していた「世界的建築家であるドイツの建築家ブルーノ・タウトの指導から始まりました。当時、雪駄(せった)を編む技法であった「高崎南部表」の技術と、竹皮という日本の素材を融合させ、新しい工芸品として誕生したのです。

戦後は復興事業として高崎市を中心に約400人が製造に従事し、海外へも輸出されるほどの隆盛を極めました。二度の途絶という困難な時期を乗り越え、現在は地元の職人、前島美江さんの手によって大切に受け継がれています。

 

「よろけ編み」が描く、光のうつろい

レストランの空間を彩る竹皮トンネルには、「よろけ編み」という特別な技法が取り入れられています。

今回の制作にあたり、前島氏は、本来、隙間なく編み上げる竹皮を、あえてネット状に編む「よろけ編み」という技法を確立させました。これにより、竹皮は光を透かし、木漏れ日のような優しい光を演出するだけでなく、この編み方から生まれる独特の「伸縮性」が、空間に調和する滑らかな曲線を実現させました。

また、パーツをつなぐ紐には、絹の原料である「キビソ」を桐生の職人が染め上げたものを使用することで、群馬が誇る「竹皮」と「絹」の共演を果たしています。

 

郷土の恵みを、職人の手仕事で

この壮大な作品に使用されている素材の多くは、職人が前橋や高崎をはじめとする竹林へ自ら足を運び、収穫した自然の恵みです。
さらに、芯材にはぐんまフラワーパークプラスにて採取された竹の皮や植物の葉も使用されています。

材料調達から完成まで、長い歳月を費やし、一編み一編みに心を込めて制作されました。

季節のうつろいを感じる料理とともに、頭上に広がる手仕事のぬくもりを。 群馬の伝統に包まれる、心地の良い時間をお過ごしください。

 

  

竹皮編み作品販売&期間限定で楽しめる竹皮編みアクティビティ

園内、ミナモマーケットでは、竹皮編みの作品を販売中。
さらに、期間限定で竹皮編みを気軽に楽しめるアクティビティも開催予定。

群馬の伝統をぜひ手に取ってお楽しみください。

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